国会にて質問答弁がなされました。「JASRACが音楽教室からの演奏著作権料の徴収を打ち出し、これに反対する音楽教室側が取り下げを求めている問題に関する質問主意書」

第193回国会にて、5月11日、民進党宮崎岳志議員より、JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)が音楽教室からの演奏著作権料の徴収を打ち出し、これに反対する音楽教室側が取り下げを求めている問題に関する質問主意書(質問番号304)が提出され、政府は5月19日の閣議で答弁を決定したとのこと。

質問内容は、こちらです。

音楽教育を守る会事務局が独自に入手した答弁書によると、質問1から6に対し、「お答えすることは差し控えたい」とされております。
5/19のNHKの報道では、「音楽教室の演奏に著作権者の許諾必要な場合も」とされておりますが、実際の答弁書では、一般論として著作権法上の演奏権の要件について触れられているにすぎず、すなわち、JASRACの主張が認められたということではありません。

 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/kaiji193_l.htm
(5月22日13時現在、衆議院のサイトに答弁書は未掲載です)

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